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3.4.U! Three for you.

3.4.U! Three for you.のご報告

2009年10月8日に、CSS Nite、PCC、JWDAの3団体が共同で開催する
業界横断的なコラボレーションイベントが開催されました。

生まれたときからインターネットに慣れ親しんだ世代、デジタルネイティブ。
彼らが社会人となる2011年にあらゆる場面においてコミュニケーション・ビッグ
バンが起こるだろうと言われています。
今回そのバリューフローを先取りし、トッパン・フォームズ様ご協力のもと
3団体を代表する各スピーカーの話に約100人の来場者が耳を傾けました。

日時 2009年10月08日 18:00開始 21:30終了
会費 会員 2000円 非会員 3000円 
会場 トッパン・フォームズ本社 セミナー・ホール
第1部 ■サイトパーソナリティとデザインのあり方
公演:中川 直樹 株式会社アンティー・ファクトリー 代表取締役
     /一般社団法人日本WEBデザイナーズ協会(JWDA) 会長

▼主な講演項目
・ウェブを中心においたマーケティングの考え方
・メディアとユーザと企業の関係、ソーシャルメディアの重要性
・WEBデザインにおけるブランドらしいデザインとその実践
・「サイトパーソナリティ」という考え方

Webサイトとユーザーの関係は人と人との関係と同じであり
他メディアとの関わり方を意識しながら、過去に制作したサイトを掘り起こし
再考することも大切であるとのことでした。

第2部 ■インターネットマーケティング進化論
公演:細野 晴義 株式会社ニューロ・テクニカ 代表取締役社長

▼主な講演項目
・今現在ネットで起こっていること
・ネットによくある顧客の行動分析
・歴史のパターンからみる市場の推移(権威のコモディティ化)
・従来のマーケティングの終焉(マーケティングとは20世紀用語である)

ネットが普及する事で人々の価値観や考え方が変わり
今後すべてを決めるのは買う側・消費者となっていくため
新たな価値・構造の提案が求められることになる。

20年後どうなるのか?その姿を意識しつつ
そこに至る為の戦略(道筋)を考える必要があるとのことでした。
第3部 ■Futuer of web design
サイバーコミュニケーション
公演:長谷川 恭久

▼主な講演項目
・情報が変わってきている(多方向/高速化/多様化)
・デバイスも変化し多様化する(接し方の多様化→より個人的な体験へ)
・Web構造重視→人間中心構造へ(サイトの中の特定の情報を自分に呼ぶ)
・生き残るサービス・技術(オープン性/拡張性/互換性/構造化)
・デザインの制作スタイル(DTPと異なる思考を持つ+テクノロジーへの理解)

Webはアートではなくテクノロジーであるため、見るのではなく
「使う」ことを前提とした、動的な説明のできるデザインを。

デザイナーはエンジニアとも常に情報交換しアドバイスをもらい
その能力を知ると共に下記の4つのポイントを踏まえることが大事とのことでした。

・今の情報の姿を知る
・Webならではのことを考える
・利用者のWebの関わり方を考える
・どの技術が必要かを考える

>> 当日の発表資料をご覧いただけます。